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[映画] エリジウム
カテゴリ: 映画・TV
PS3でゲームしていたら、Sony Entertainment Network の100円レンタルキャンペーンの広告が目に入り、なんとなく100円なら(HD画質は200円)観てみようと思ってダウンロードしたまま月日が経ち、期限ギリギリに200円をムダにしないために無理やり昨夜観たのがこの「エリジウム」。

あの、地球に難民としてやってきたエイリアンの映画『第9地区』の監督の映画だし、人造スペースコロニーに住む富裕層と、人口過剰で荒廃した地球に住む貧困層という設定は、まさしく「ガンダム」や「Final Fantasy XIII」っぽいじゃないですか。
なので、興味はあったのです。

ニール・ブロムカンプ監督は、南アフリカ出身。
そして日本アニメが大好きだとか。
『ガンダム』や『攻殻機動隊』の原作者の士郎正宗、そして『AKIRA』や『超時空要塞マクロス』の大ファンだと公言しています。

スペースコロニーなんか、もろガンダムだし。
パワード・スーツや脳内データを奪うシーンなんか完全に士郎正宗ワールド。

そして、あらゆる病気を治療し、破壊された人体の組織まで再生してしまう、超万能「医療ポッド」。
あれはまさしく「ドラえもん」じゃないですか。

さて、オタク趣味満載の映画ではありますが、扱うテーマは重いです。
超富裕層と貧困層の二極化した世界の問題。
これはまさしく、リアルな米国の問題を扱っています。

米国では、1%の超富裕層と貧困層の二極化と中間層の崩壊が社会問題となっており、医療制度自体が崩壊しつつあります。
オバマ大統領は、医療制度改革を進めようとしていますが、実はこの1%の超富裕層の存在を後押ししているのは、前大統領のブッシュ政権と現オバマ政権。
政府によるコントロールを嫌い、市場原理に任せる事をよしとする米国の未来はどうなるのでしょうか?

その一つの姿が、昨夜(4/22)にNHKで放送された「クローズアップ現代」の、
「独立」する富裕層、追いつめられる貧困層

なんと、富裕層の住む地域が「郡」から“独立”してCITY=「市」になる動きがあるというのです。
その動機は「所得の再分配」に対する不満と「効率の悪い政府」への反発。
富裕層の独立により郡の税収が減り、福祉サービス等の住民サービスが低下し、貧困層は満足に医療サービスを受けることが出来ない。
一方、独立した富裕層のみの住む市は、行政サービスを徹底的に民営化し効率化している。

これはまさしく、「リアル・エリジウム」 です。

富裕層と貧困層の二極化。
しかも、住む地域で分断されてしまう。

とてもだけど、まともな社会じゃありませんよね。
公共って何?
国家の役割は何?
色々考えさせられます。

さて、日本の場合はどうでしょう?
財務省は財源を地方に移管し、地方の予算権限を増やす方向にあります。
一見、地方分権が進んでいくように思えますが、それって富める自治体とそうでない自治体との格差が広がるって事です。
富の再分配の機構としての国家の役割はどうなのでしょうか?

最近、保育所の建設に反対する高齢者のニュースを目にしました。
日本も、自分の事しか考えない、公共の福祉を考えない、そういう人達が増えているのでしょうか?
ちょっと未来が恐ろしくなりますね。






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2014.04.23 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


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あっちゃん

Author:あっちゃん
酒を飲みながら読書するのが好きな、ただのオヤジです。
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